おわりに

 ここ数年、山梨県は大きな変化の波におそわれてきました。この間、中央政府は「自己責任」を言い、やる気のある地域は伸び、それが無いところは衰退することを甘受せよという政策を実行してきたからです。

 そういう中にあって、山梨県はひたすら衰退してきたように思われます。原因はここ山梨が「やる気の無い」地域として、自他共に認定されてきたからのように思われます。残念ながら、こういう事態に対する責任はあげて現知事にあると言わなくてはなりません。

 いま、山梨県民がやるべきことは、この悲劇的な状態から一刻も早く脱却し、活力を取り戻し、自ら自治の主体として立ち上がることです。そのためには、いたずらに中央政府に依存するのではなく、自立した市民として自ら律していく努力と気概が必要です。

 私、金子のぞみはその先頭に立って行きたいと熱望しています。