7.金子のぞみの医療・福祉・女性と子供政策

「格差社会」ではなく、女性や生活者の視点を大事にしながら、山梨県民一人ひとりの幸せを追求します。
  1. 「絶望は死に至る病」です。人が生きられるのは、少なくとも今より未来が明るいと確信ができる場合だけです。ここ数年、こういう確信が持てない「格差社会」がつくられてきました。私は、この「格差社会」に断固反対です。
  2. 障害者と健常者、高齢者と若者が全く隔てなく生きられるノーマライゼーション社会の実現を目指します。その手始めに学校教育における障害者の分離教育を廃止します。また、街路や公共施設などにおいて障害者のための安全な歩行を確保するための方策を講じます。
  3. 高齢者や障害者介護支援として食事代補助や介助器具購入費補助、また支援ボランティア活動への援助など、安心のための暖かくきめの細かい行政サービスを導入していきます。
  4. 若者のフリーターやパート労働、あるいはニートなど、非正規雇用や就業問題が深刻化しています。それによって、技術の継承や発展が著しく阻害されています。それが地域経済、県民力の低化にも繋がり、結果、県民益を損なっています。また、貧富の格差もそこから生じています。企業経営者・生涯学習支援組織と共同しながら若者のキャリア形成を図っていきます
  5. 医療の主体は患者であるということは論を俟ちません。医療の質を高め、患者の満足度に応えるためにも、「患者の権利章典」を県の中央病院内に掲げます。患者が知りたい情報の迅速開示を徹底させます。がん専門医や緩和医療専門医を積極的に充実させます。小児医療費負担の軽減や低所得高齢者の医療費軽減等します。悪質理由でない国保滞納者の場合、「資格証明書」交付措置の見直しを市町村に提案します。
  6. 女性の地位の確立について支援します。女性が、職場、家庭、地域コミュニティ、その他で、女性の人権を蹂躙するような行為を受けた場合、また、DVや女性の立場を恐怖におとしめるような言動を受けた時、子育て等の問題で、母親としての自信を失いかけた時、守秘義務が守られ相談できる「女性専門の課」(女性が相談員の)を新設します。
  7. 近年、子育てをする保護者にとっても、こども自身にとっても、その取り巻く環境では、緊張と不安を強いられています。しかし、そういった悩みが深刻であればあるほど相談できるところがなく、行き場の無い精神状態で苦しんでいるおとなやこどもが多くなりました。これらの問題を、生活に密着した各地域で相談することに大きな抵抗があり、実際に役立つことはそう多くはないはずです。実際に、私のところには、「今の社会環境の中では恐怖で子育てができない」といった訴えが寄せられています。陰に隠れたこのような子育ての悩みを抱えた母親などの「子育て相談窓口」や、こどもが直接相談できる「こどもの相談窓口」は必要です。是非、優先して開設します。