8.金子のぞみの情報政策

すベての情報を公開し、隠し事をしないクリーンでオープンな行政をおこないます。
  1. 県政は、「県民の、県民による、県民のための」ものでなければなりません。しかるに、山梨県は情報公開後進県の汚名を冠せられ続けています。私は、聖域を定めず、個人情報を除く徹底的な情報公開を致します。
  2. 全国に先がけて、県民の声が直接に、しかも的確に県行政機関に届く先進的な仕組みを構築します。すなわち、山梨県電子県庁をネットワーク上に構築し、ここにワンストップのへルプデスク機能を持たせます。これによって、山梨県民は居ながらにして行政サービスを享受することが可能となります。
  3. 山梨県は「土木公共事業」として巨額の予算を投じて県内に光ファイバー網を敷設いたしました。しかし、その成果を県民は誰一人として享受していません。これは、個人の住宅に至る「最後の1マイル」が接続されていないからに他なりません。これは市町村がやれと言って放棄してしまったからです。この結果、山梨県民は税金だけは取られたもののICT(注)の恩恵には全く浴しておりません。くわえて、2011年7月には現在のアナログTVは放送を停止しますが、上記同様にその対策は全く講じられていません。私は、土木事業としてではな<「最後の1マイル」をつなぐことに全力を傾けます。また、デジタルデバイドと称されるICTの恩恵に与かれない人々の救済に全力を傾注いたします。
  4. 福島県・和歌山県・宮崎県などばかりでなく、県内市町村にあっても談合による不祥事が跡を絶ちません。山梨県は、昨年一般競争入札の導入など形式的には防止策を定めたことになっています。しかし、疑惑度2位(2004年「全国オンブズマン連絡会議」調査)と高いものでした。これは仕組みに弱点があるからです。私はその弱点を徹底的に除去します。そのために、公共調達システムを抜本的に改革いたします。1,000万円以上の調達を原則として「一般競争入札」または「総合評価システム」と致します。特に「総合評価システム」は、すべての情報を公開しながら、かつその時点でもっとも優れたものを調達できる仕組みです。これが実行されないのは行政担当者の高い能カが要求されるためです。私の民間企業における経験を生かしながら、行政職員のスキル向上とセットで一般競争入札から総合評価システムへとフェアな調達システムを構築してまいります。